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称賛と罵倒
昨日
わたしは ひとりの 美しいひとに 心を奪われた うっとりした 眼差し どこまでも 甘い称賛の言葉 柔らかい仕草 知らぬ間に めくるめく 心の快楽に 滑りこんでいく 彼の人は 世にも 稀な 麗しい悪魔だった また 別の日に ここぞという 時に 醜い形相と汚い声で 誰かが私を 罵倒した 公衆の面前で その理不尽さ その恥ずかしさに 判断力は失せ たちまちのうちに 苦悩につき落とされる 彼の人は 世にも稀な 醜い悪魔だった 称賛と罵倒 この囚われから 這い上がるため ひたすらに 道を 思い浮かべ 渾身の力で 振り切る 瞬間に道を 見失い 狭い 狭い 一本道に迷い込むと 身の丈を超えた 大石 はたして 心は 簡単にとらえられる けれど 瞳を閉じれば 見つかる 無限に広がる 大道 本来の道 生と死の 狭間に 快楽と苦悩を ゆききする 心惑わすゲームは 決して 決して 決して 止むことはない あの 麗しい悪魔も 醜い悪魔も 真実は 道の化身 道から 使わされた使者 さあ 人生を楽しもう ! 次なる ゲームは? されど 忘れてはならない 己の弱さは いつでも 足下に 穴を開けている by cecilia
by poet2006
| 2006-04-16 13:26
| 詩
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