カオルの詩の倉庫
by poet2006
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カテゴリ:詩( 25 )

結晶

b0097742_604532.jpg


あの 冴え冴えした雪の結晶
掌に降りてきて

まるで
暗闇だった部屋の中に
頭のてっぺんから
一筋の光りが射し込んだよう


ぬくぬくした
優しさ
何故か
足元から充満して

光り
光り
光り
輝き


もう
何もいらない
この静けさ以外に


自身に充足したと知る
小さな
小さな
ものすごく小さな
消えてなくなりそうな
儚い夢かもしれない

気づき


けれど確かに
この掌の中で
輝いて
いつまでも


あなたを
忘れない

小さな
小さな雪の結晶

暖めたら溶けてしまうけれど

だから
そのまま天に帰したい



by cecilia
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by poet2006 | 2007-02-16 06:00 |

b0097742_16261280.jpg


ふくらみかけた
春を待つ蕾
寒空の下

問い掛けて
足長よ
何時春は来るの



此処に住むと
忘れる
遠い何処かで
知らない誰かが
同じ空の空気
吸っていること

世界はいつも
自分の廻りだけにある
そう思い
少し 息苦しかった



今日
冬の匂いのする
あの永遠の碧
瞑った漆黒の瞳の中に映って


まるで浚うように
けれど優しく
そっと
密やかに
私を連れて行く時


始まりという種
現在という蕾
そして
未来という花びらに近づき


誕生と

維持と

破壊を司る

真に真に
名もない神に遭ったのです


私が今
感じているのは

風に震えた
この柔らかな


それだけなのです


by cecilia
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by poet2006 | 2007-01-30 16:26 |

座す

b0097742_1905578.jpg


その人は
自分が死んだことさえ 気づかずに

多分千年以上も
ここに
座ったままでいる


いつ帰ってくるかもわからない
彼の魂の再来を待ちわび
今日も人々は
この場所を訪れた


緩やかな風
まばらな林を通り抜け
どこかへ向かう


それは
さっきまでの
私の息使いかもしれない

あなたの息使いかもしれない

あの人の息使いかもしれない


太陽が真上にきた時
きっとあの方が歩いた道
ふり返ると

一つの金色の風が吹いていた

眩しさに
目を瞑る
嗚呼‥一瞬の暗闇



そして

観える

魂の座す世界が



by cecilia
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by poet2006 | 2007-01-26 19:00 |

廃墟

b0097742_2257047.jpg


崩れかけた石積み

年月をかけて流れた雨が
誰かの
涙の後のように
古ぼけた悲しみを
描いている

忘れ去られ
思い出されることもない
数え切れない記憶は

あの
遠い場所に
みんなみんな
眠っているよ

青々とした緑の匂い少し鼻をついて

抜けたように広がる空を見上げた

永遠の碧を称えた
誰もいない
この場所に
一つだけ響き渡る
透き通った旋律
風になって


どうしても
何も
何も
考えることが出来ない 瞬間にも

唯一
そのmelodyだけが
胸をいっぱいにしてくれる


by cecilia
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by poet2006 | 2007-01-22 22:56 |

踊らない?

b0097742_1732216.jpg


光りに溶けたsound
空気に溶けたsound
踊っているよ
dancing

夕暮れの碧
deep_blue
窓から滑り込んで

私たちも
踊らない?


この時に
集められた
過去と未来の詩は
決して
失われない記憶の場所から
あなたを目指してやってきた

Lets Lets dancing ひとつの
ぬくもりに戻っていくよ

私たち

by cecilia
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by poet2006 | 2007-01-19 17:03 |

空の住処

空の遠く彼方で
待っているあの方に夢の中で
今日もあった
優しい 眼差しに

そよぐ風に乗って
何処までも
ついてゆく
心の中の扉をあけてよろこびの声を聴く

ふさぎ込んだ私の
肩にそっと触れて
柔らかな花
包むように
抱きしめてくれた

ひと粒の光る涙
頬を つたいながら
気がつけば
白い雲になり
大空を泳いでる

何もかも捨ててゆく愛と光りに
姿 変えるため

苦しみも私を
引き上げてくれる

何時までも
変わらない
永遠の輝きは
それこそ真実の姿
教えて 貰ったの

忘れてた
私たちは
一つの命なの
それこそ
真実のあなた
それこそ本当の世界
ずっと ずっと
覚えているわ

何もかも捨ててゆく愛と光りに
戻ってゆくため
悲しみも私を磨いてくれる くれる
by cecilia
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by poet2006 | 2007-01-13 14:55 |

太陽の子供

数え切れない星
瞬くこの夜空に
数え切れない夢を観た

星になった彼の魂
一番輝く星

僕の心と繋がって
忘れていた小さな夢思い出させた

僕は心に太陽を見つけた
僕は心に太陽を見つけた

太陽は僕の心を住処にしていた

光の眩しさは
僕の心の輝き
溢れ出した喜びは

世界中を照らす

僕は太陽の子供
僕は太陽の子供



by cecilia
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by poet2006 | 2007-01-01 00:01 |

新世界


悲しみの声を聴いた


貴方と私の瞳の湖が交じり合い
混ざり合い

深く青い夜を称え
一番光る星が姿を隠す時

私たちは
不条理の奥に棲む
善悪の中心に向かって
鋭く小さな穴を開ける

決して 決して
目には見えない穴

それは 眉間に通じていた


眩しい光だけに満たされた
影のない
肉体の目を閉じてしか観えない
厳しさも
だらしなさも
美しさも
恐ろしさも


全てが 全てが
光に溶けた
永遠

人の知る
何よりも古く
常に新しい
新世界に
行き着く


私たちは
悦びの声を聴いた


by cecilia
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by poet2006 | 2006-11-04 13:53 |

燃やすこと

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あらゆるものに潜む重たく厚い闇

動かされない
時に

たったひと粒残った光りに
おずおずと歩み
拠る

激しく眩しい感情
甘い感情

近くて遠い未来の記憶

やがて灰になれ


その光りの前で

by cecilia
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by poet2006 | 2006-08-07 12:27 |

手紙

宇宙に向かって叫ばれた悲しみの声は

始まりと終わりのない虚空に
吸い込まれるように消えて行った


だが
あの空間を震わせた嘆きの痕跡は
永遠という場所にたどりつき

ある日再び
別の形で
人々の耳元で囁かれるだろう

それは
平和と名付けられた争いかもしれない


だから棄てる
この世界の全ての悲しみと嘆きを

それは
この肉体の悲しみであり
心と感情から生まれた嘆きであると知ったから


いつか
平安と共にいる
私という
光る本体だけを残し過去と未来を捨て
時を完結させ
旅を続ける

これがあなたへの
最初の手紙だ


by cecilia
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by poet2006 | 2006-07-27 11:40 |