詩の館
2007-02-16T06:00:45+09:00
poet2006
カオルの詩の倉庫
Excite Blog
結晶
http://poetpoet.exblog.jp/6487182/
2007-02-16T06:00:45+09:00
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poet2006
詩
あの 冴え冴えした雪の結晶
掌に降りてきて
まるで
暗闇だった部屋の中に
頭のてっぺんから
一筋の光りが射し込んだよう
ぬくぬくした
優しさ
何故か
足元から充満して
光り
光り
光り
輝き
もう
何もいらない
この静けさ以外に
自身に充足したと知る
小さな
小さな
ものすごく小さな
消えてなくなりそうな
儚い夢かもしれない
気づき
けれど確かに
この掌の中で
輝いて
いつまでも
あなたを
忘れない
小さな
小さな雪の結晶
暖めたら溶けてしまうけれど
だから
そのまま天に帰したい
by cecilia
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蕾
http://poetpoet.exblog.jp/6409456/
2007-01-30T16:26:12+09:00
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poet2006
詩
ふくらみかけた
春を待つ蕾
寒空の下
問い掛けて
足長よ
何時春は来るの
と
此処に住むと
忘れる
遠い何処かで
知らない誰かが
同じ空の空気
吸っていること
世界はいつも
自分の廻りだけにある
そう思い
少し 息苦しかった
今日
冬の匂いのする
あの永遠の碧
瞑った漆黒の瞳の中に映って
まるで浚うように
けれど優しく
そっと
密やかに
私を連れて行く時
始まりという種
現在という蕾
そして
未来という花びらに近づき
誕生と
維持と
破壊を司る
真に真に
名もない神に遭ったのです
私が今
感じているのは
風に震えた
この柔らかな
蕾
それだけなのです
by cecilia
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座す
http://poetpoet.exblog.jp/6391719/
2007-01-26T19:00:55+09:00
2007-01-26T19:00:55+09:00
2007-01-26T19:00:55+09:00
poet2006
詩
その人は
自分が死んだことさえ 気づかずに
多分千年以上も
ここに
座ったままでいる
いつ帰ってくるかもわからない
彼の魂の再来を待ちわび
今日も人々は
この場所を訪れた
緩やかな風
まばらな林を通り抜け
どこかへ向かう
それは
さっきまでの
私の息使いかもしれない
あなたの息使いかもしれない
あの人の息使いかもしれない
太陽が真上にきた時
きっとあの方が歩いた道
ふり返ると
一つの金色の風が吹いていた
眩しさに
目を瞑る
嗚呼‥一瞬の暗闇
そして
観える
魂の座す世界が
by cecilia
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廃墟
http://poetpoet.exblog.jp/6374623/
2007-01-22T22:56:59+09:00
2007-01-22T22:57:00+09:00
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poet2006
詩
崩れかけた石積み
年月をかけて流れた雨が
誰かの
涙の後のように
古ぼけた悲しみを
描いている
忘れ去られ
思い出されることもない
数え切れない記憶は
あの
遠い場所に
みんなみんな
眠っているよ
青々とした緑の匂い少し鼻をついて
抜けたように広がる空を見上げた
永遠の碧を称えた
誰もいない
この場所に
一つだけ響き渡る
透き通った旋律
風になって
どうしても
何も
何も
考えることが出来ない 瞬間にも
唯一
そのmelodyだけが
胸をいっぱいにしてくれる
by cecilia
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踊らない?
http://poetpoet.exblog.jp/6359278/
2007-01-19T17:03:22+09:00
2007-01-19T17:03:24+09:00
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poet2006
詩
光りに溶けたsound
空気に溶けたsound
踊っているよ
dancing
夕暮れの碧
deep_blue
窓から滑り込んで
私たちも
踊らない?
今
この時に
集められた
過去と未来の詩は
決して
失われない記憶の場所から
あなたを目指してやってきた
Lets Lets dancing ひとつの
ぬくもりに戻っていくよ
私たち
by cecilia
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空の住処
http://poetpoet.exblog.jp/6330616/
2007-01-13T14:55:03+09:00
2007-01-13T14:55:03+09:00
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poet2006
詩
待っているあの方に夢の中で
今日もあった
優しい 眼差しに
そよぐ風に乗って
何処までも
ついてゆく
心の中の扉をあけてよろこびの声を聴く
ふさぎ込んだ私の
肩にそっと触れて
柔らかな花
包むように
抱きしめてくれた
ひと粒の光る涙
頬を つたいながら
気がつけば
白い雲になり
大空を泳いでる
何もかも捨ててゆく愛と光りに
姿 変えるため
苦しみも私を
引き上げてくれる
何時までも
変わらない
永遠の輝きは
それこそ真実の姿
教えて 貰ったの
忘れてた
私たちは
一つの命なの
それこそ
真実のあなた
それこそ本当の世界
ずっと ずっと
覚えているわ
何もかも捨ててゆく愛と光りに
戻ってゆくため
悲しみも私を磨いてくれる くれる
by cecilia
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太陽の子供
http://poetpoet.exblog.jp/6272630/
2007-01-01T00:01:28+09:00
2007-01-01T00:01:28+09:00
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poet2006
詩
瞬くこの夜空に
数え切れない夢を観た
星になった彼の魂
一番輝く星
僕の心と繋がって
忘れていた小さな夢思い出させた
僕は心に太陽を見つけた
僕は心に太陽を見つけた
太陽は僕の心を住処にしていた
光の眩しさは
僕の心の輝き
溢れ出した喜びは
世界中を照らす
僕は太陽の子供
僕は太陽の子供
by cecilia
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新世界
http://poetpoet.exblog.jp/5982355/
2006-11-04T13:53:51+09:00
2006-11-04T13:53:51+09:00
2006-11-04T13:53:51+09:00
poet2006
詩
悲しみの声を聴いた
貴方と私の瞳の湖が交じり合い
混ざり合い
深く青い夜を称え
一番光る星が姿を隠す時
私たちは
不条理の奥に棲む
善悪の中心に向かって
鋭く小さな穴を開ける
決して 決して
目には見えない穴
それは 眉間に通じていた
眩しい光だけに満たされた
影のない
肉体の目を閉じてしか観えない
厳しさも
だらしなさも
美しさも
恐ろしさも
全てが 全てが
光に溶けた
永遠
人の知る
何よりも古く
常に新しい
新世界に
行き着く
私たちは
悦びの声を聴いた
by cecilia
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燃やすこと
http://poetpoet.exblog.jp/5433187/
2006-08-07T12:27:21+09:00
2006-08-07T12:27:21+09:00
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poet2006
詩
あらゆるものに潜む重たく厚い闇
動かされない
時に
たったひと粒残った光りに
おずおずと歩み
拠る
激しく眩しい感情
甘い感情
近くて遠い未来の記憶
やがて灰になれ
その光りの前で
by cecilia
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手紙
http://poetpoet.exblog.jp/5355352/
2006-07-27T11:40:17+09:00
2006-07-27T11:40:17+09:00
2006-07-27T11:40:17+09:00
poet2006
詩
始まりと終わりのない虚空に
吸い込まれるように消えて行った
だが
あの空間を震わせた嘆きの痕跡は
永遠という場所にたどりつき
ある日再び
別の形で
人々の耳元で囁かれるだろう
それは
平和と名付けられた争いかもしれない
だから棄てる
この世界の全ての悲しみと嘆きを
それは
この肉体の悲しみであり
心と感情から生まれた嘆きであると知ったから
いつか
平安と共にいる
私という
光る本体だけを残し過去と未来を捨て
時を完結させ
旅を続ける
これがあなたへの
最初の手紙だ
by cecilia
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まるで。。
http://poetpoet.exblog.jp/5306511/
2006-07-20T08:06:00+09:00
2006-07-20T19:38:22+09:00
2006-07-20T19:38:22+09:00
poet2006
詩
列車にのり
旅をしているように
暗く透き通った宇宙を走っている
さっきまでの過去
あの
ほんの 少し前のこと 全てが
遠い 遠い
過去になって行く
しがみつきたくても
しがみつけない
速さで
けれど ゆったりした 時間のスポットの中
安堵した空気は
わたしをやさしく包んでくれる
今を 生きる旅
by cecilia
7月20日。。]]>
カーマ
http://poetpoet.exblog.jp/5239256/
2006-07-11T17:31:08+09:00
2006-07-11T17:31:08+09:00
2006-07-11T17:31:08+09:00
poet2006
詩
それが欲望の川に姿を変え
あなたは智恵の火をを消した
激情が
あなたを止まらない行動へと駆り立て
愛を見失った
カーマ
カーマ
欲望の火
欲望の煙り
されどそれも
智恵から生まれた
愛から生まれた
by cecilia
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碧海
http://poetpoet.exblog.jp/5239167/
2006-07-11T17:14:02+09:00
2006-07-11T17:14:02+09:00
2006-07-11T17:14:02+09:00
poet2006
詩
深く
碧い
海の底
そこは私の住処であり
あなた自身の拠り所
全てが碧に染まったこの深海で
その目
耳
鼻
口
からだに触れる
あなたの
すべての
感覚は
堅く閉じられる
命の手前に横たわるこの碧海こそが
あなた自身の源
そして私の体
この永遠の碧に
肉の感覚を
沈めなさい
それが
あなたの命の理
平安への道のり
by cecilia
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家
http://poetpoet.exblog.jp/5239157/
2006-07-11T17:11:21+09:00
2006-07-11T17:11:21+09:00
2006-07-11T17:11:21+09:00
poet2006
詩
あなたは
毎夜
この家に戻り
私の胸に抱かれて
眠る
悲しみも
苦しみも
私に 預けきり
流した涙の分だけ
あなたは
蘇る
目覚めた朝
すべてを忘れ
あなたは
今日という日を
再び
歩き始める
けれど
この安らぎに
気づいていたら
あなたの日々は
真に
平安
思い出しなさい
日毎
この家で
眠りにつく
あなたの真実の体に
燃やされる体
ではなく
by cecilia
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心....
http://poetpoet.exblog.jp/5011712/
2006-06-14T11:40:00+09:00
2006-06-14T11:40:59+09:00
2006-06-14T11:40:37+09:00
poet2006
詩
凍らせないで...
暖かい あなたを 知っているよ
それが
あなたの 本質
強い あなたを 知っているよ
それは
あなたの 仏性
だから
それだけを たよりに 生きて
あなたが
あなたの周り 全てに感謝し
大切に 愛せますように..
いつも
お祈り している
そして
天から 授けられた 贈り物が
正しく 開花し
真の あなたらしい道を
歩むことを !
あなたが あなた自身を赦し
深く 深く
自分を 愛せますように
今
離れていることは
天のはからい
私は 自分を 赦しました
だから
私の 心配は いりません
あなたの 心配も やめましょう
全て 天に
おまかせしたのですから
嵐は去り
あなたは
私の 心の内の
平安の場所に 住んでいます
by かおる]]>
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